『四季の風景』 デジタル写真館

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『春霞落陽』

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『春霞落陽』



先週のダイヤモンドにならなかったダイヤモンド富士です。

でも写真で見ると、こんな感じに
霞の中にぼんやり浮かぶ富士の稜線に消える落日ってのも、
まぁ春らしいかなぁ…と。

ダイヤモンド富士としてではなくて、
春の夕陽として見ていただければと思います。


その霞ですが、当日のこの時間帯の横浜アメダスを調べると、
南~南南東の風で、関東平野では空気が霞みやすい風向きですね。
これが南西寄りの風に変わって来ると、山越えの西風成分が入ってくるので、
もうちょっと霞みは取れてくると思います。
ちなみに、この時間帯の視程は15kmと観測されています。



東京や横浜から富士山を見ようとすると、
ある程度空気が澄んでいる晴れた日でないと見えない
というのが多くの人の認識です。
それも間違ってはいないと思いますが、
結構私が横浜で撮影していて見かける人で多いのが、
日の入り30分前くらいになっても富士山が現れないので、
諦めて帰ってしまう人。
あと、「本当に富士山見えるんですか?」って聞かれることも多いです。

答えとしては、空気が澄んでいなくても、晴れていれば見える確立は高いのです。
日が傾いてきて、富士山の裏側に太陽が回りこむと、
富士山がシルエットとして浮かび上がってきます。

逆に言うと、日が傾く前から富士山が見えていたってことは、
ほとんど無いです。
朝は陸風により空気が澄んで、富士山が見えていても、
日中気温が上がると海風が入り込んできて、徐々に霞んでくるためです。
なので、東京や横浜から本当の“ダイヤモンド”と呼べるほどの
美しいダイヤモンド富士を見ることは、かなり難しい条件でしょうね。


で、この日は特に霞が強かったのです。
それでも時間になれば、シルエットが浮かび上がってくるだろうと期待していましたが、
結局富士山が現れたのは、この撮影時刻の2、3分前くらいだったでしょうかね。
しかも、ご覧の通り山頂部分がわずかに浮かび上がっただけなので、
たぶん意識していなかった人は、まったく気付かなかったでしょうね。
さすがに晴れていたとはいえ、この日は霞が強すぎました。
でもこれも季節の歩みによるものです。
日中、南風が入りやすくなった、つまり春の気候なんですね。



それと、夕陽撮影の難しさについて一言。

これはダイヤモンド富士に限らずですが、
夕陽や朝陽の撮影は、構図の組み立てが難しいですね。

って言うのは、太陽が落ちる位置を正確にイメージできていないと、
いざ日の入りの時間になって、アレレ…ってことがよくありますね。
つまりイメージと違うところに夕陽が落ちてきて、
慌てて駆け足した経験は私も結構あります。

特にこの横浜からのダイヤモンド富士となると、
夕陽だけでなく、富士山も事前に見えていないことが多いですから、
富士山も頭の中のイメージで描いて構図決めしなくてはなりません。

私は大黒埠頭は何度も通ってますが、
それでも本当は、もうちょっと富士山頂が
ランドマークタワーより左に出るイメージでした。
ちなみに、私よりも30mほど右に行くと、
富士山はランドマークの裏側に完全に隠れてしまっていたようです。

富士山が見えてきたら、慌てて移動って手もありますが、
慌てて構図を組もうとすると、平行が取れていなかったり、
構成がイマイチだったりと、ロクなことが無いですからねぇ。

それに、こういうときは右も左も三脚がビッシリ並ぶので、
移動も困難です。

たくさんのカメラマンが肩を並べ、
みんなが一瞬を写し止めようと、すごい緊張感が走る瞬間。
たまにはこんな撮影も楽しいです。






さて、さきほど報道ステーションで寝台急行「銀河」の最後の旅立ちを
東京駅から生中継していました。
幼少の頃は私も鉄道には興味があり、
銀河も東京駅で見た記憶が薄っすらあります。
今はあまり興味のない私ですが、
こうしてみるとちょっと淋しい気持ちがこみ上げてきます。
ヒツジ草さんは今頃お別れに行っているのでしょうかね。

近代化の裏には、こうして失われていくものもあります。
その都度人間は新たなものを手に入れているわけですが、
失われていくものが持っていた意味というものはよく考えて欲しいですね。
私がそういうことを言うのは、つまり自然環境にかけている訳ですが。(笑)


そうそう、花粉症の症状が悪化してきました。
一昨日あたりから酷くなってます。
明日は20度超もあり得るくらいの陽気になるようで、
花粉の飛散も気になるところです。

これもまぁつまり、
失われていったものの持つ意味をよく考えなかった人間のせいでして…
近代化も良いことばかりではないですねぇ。






もう一枚おまけ。

同じく横浜で、日の入り時間前に暇だったのでシャッターを切ったものです。

この日はトップの写真を含めて、めずらしくコダックのフィルムを使ってます。
E100Gです。
逆光での撮影のみだったので、正確には判断できませんが、
やはり聞いたとおり控えめな発色のようですね。
ベルビアだと、この状況だともっと赤味が強調されます。

ん~、やっぱり私はベルビア派なんだな。
ベルビア色最高です。


blog080308daikoku01-0403






(2008/03/14)

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富士の風景


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でひでひ>>空さん: 空さん、こんばんは!!

ダイヤモンド富士は一年中どこかで見られるわけですから、そういう点からするとそれほど希少性のあるものでは無いですが、
でもこれを横浜大黒埠頭からってことになると、なかなか条件が揃ってこないもんですね。
ダイヤモンドになるのが毎年3月と10月なので、天候が安定しない時期であることもあるかもしれません。
特に記事に書いたように、3月は空気も霞みやすいので。
でも逆に考えると、こんなふうに太陽が肉眼でも真ん丸に見えるのは空気が霞んでいるからですからねぇ。
結局何が言いたいかというと、毎年毎年見に行く都度、見れる景色は変わるってことです。
今年はこんな日の入りでしたが、来年はどんな落ち方をするのだろう・・・
そう考えると、また来年も気になってくるんですよね。
今年に関しては空さんの仰るとおり、春霞のおかげで優しい感じの印象の落陽でした。
まあこれはこれで満足してます。

銀河とのお別れのシーン、空さんもご覧になってましたか。
ああいうシーンを見てると、普段無関心なものでもついついジーンときてしまいますね。
人間社会発展のためには、失われていくものがあることは仕方ないと思っています。
でもそのものが一時代を支えてきた事実は、記録として語り継がれるものでなくてはなりませんね。
写真はそういう意味で大事な意味があるものですね。

ブログタイトルを「四季の風景」としているのも、急速に失われている日本の四季に危機感を抱いているからでもあります。
それは日々の気象現象や釣りといった、身近な趣味からも感じ取ることが出来ます。
だからこそ、取り返しのつかないことになる前に写真として記録に残していきたいと思ってます。

空さんの仰る愛情なんかも写真という形で残すことが出来ると思うし、
いやぁ本当に写真って素晴らしいものですよね。
さすがにお金を写真で残すことは出来ないかもしれませんが…(笑)

ちょっと話がずれてきてしまったような気もしますが、
やはり大切なものは失う前に写真に残しておきたいですね。

(2008/03/16)
空: こんにちは♪

ダイヤモンド富士、読ませていただいて、ほんとなかなか無いシャッターチャンスなんですね~
ダイヤモンド富士とはいかなくても、この春らしい夕暮れの雰囲気
しっかり写真に写っていますね♪
フィルムは、経験がないので、わかないのですが、全体に優しい色合い
好きですね・:*:・゚

>報道ステーションで寝台急行「銀河」の最後の旅立ちを

私も見ていました。
別れを惜しむファンの人たちで、駅が溢れかえっていましたね♪
見入ってしまいました。

>失われていくものが持っていた意味というものはよく考えて欲しいですね。
私がそういうことを言うのは、つまり自然環境にかけている訳ですが。(笑)

ふむふむ、そうですね^^
自然環境に限らず、人は失ってから、そのことの大切さがわかるのでしょうね。
愛情、お金・・・ああ、学習できてません(笑)



(2008/03/15)
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